2013年07月03日
建築×アートの旅 2 ~直島 家プロジェクト~
2日目早朝。 よく寝て早く起きた。 つつじ荘は、ベネッセハウスの近くにあり、パークの散策ができます。
早速、草間さんのカボチャにご挨拶。
前日とうって変って、天気が思わしくありません。今日がメインイベントなのに。

つつじ荘の朝食(要予約) スタンダードな和定食♪
前日、私たちが泊まりそこねたパオには、海外からの団体さんが泊まっていました。
彼らは洋食メニューでしたね。

チェックアウトを済ませ、ベネッセハウスへ向かう。友人夫妻と合流。この日はここに泊まるのです。
直島では、ベネッセの宿泊者には、シャトルバスなど、なにかと特典があります。
直島を巡るこの日は、まずは、宿泊者申請(^0^)v
まずは、◆本村のラウンジ&アーカイブ◆へ。
早速、ベネッセハウスのバスを使って。定員オーバーでしたが、社用車で送ってくれました♪
雨がひどくなってきて、折り畳みの傘ではさすがに不安になりましたが、大丈夫♪
ベネッセ宿泊者には、傘の貸し出しをしてくれるのです。
「家プロジェクト」と予約してあった「きんざ」のチケットを購入。
まずは、◆南寺◆へ。 設計:安藤忠雄 作品:ジェームズ・タレル「Backside of the Moon」
真っ暗な闇の中で、次第に見えるもの・・・ この手法、前日に見た「ANDO MUSEUM」の地下にもあった。



南寺の隣の公園にある公衆トイレ。これも安藤作品。 円形の構造はこんな感じ。
うう、雨のしずくがカメラに・・・


直島の主な地区は下水道が完備されています。
豊島に不法投棄された産廃を直島で、新しいシステムによって処理するという、エコアイランドなおしまプラン。
下水道の完備も環境調和型まちづくりの一環でしょうか。
◆碁会所◆ 建築/空間デザイン:須田悦弘、秋元雄史 修復監修:本多忠勝
作品/須田悦弘 「碁会所」

碁会所の中の須田さんの作品は「椿」でした。
後に、ベネッセハウスのレストランに行く途中の回廊の中に須田さんの「バラ」がありました。

◆きんざ◆ 建築/構想・基本設計:内藤礼 実施設計:木村優、永田直(アートステーション)
作品/内藤礼 「このことを」 2001年
事前予約。 ひとりにつき、15分。雨の中では待ち時間が長く感じます。近くを散策しながら時間をつぶす。
静かな土間の空間。作品と向き合う15分。 その時間をどう過ごしたか、それぞれ違って面白かった。


お昼は、きんざのお向かいにある茶寮「おおみやけ」
築400年以上の建物。登録有形文化財です。長屋門がカフェ&レストランになっています。
ハンバーグ、美味しかった♪



次第に雨が激しくなる中 (なので、写真を撮れる状況でなく)
◆角屋◆ 建築/修復監修:山本忠司 作品/宮島達男 を訪ね。

ベネッセハウスミュージアム (旧 直島コンテンポラリーアートミュージアム) (トリップアドバイザー提供)
◆石橋◆ 建築/空間デザイン:千住博、秋元雄史 修復監修:福武總一郎、本多忠勝 作品/千住博

そういえば。
本年、舞踊生活65周年を迎えられた佐藤典子先生が、5年前の60周年の舞台で、千住 博 氏の作品「ウォーターフォール」「ライフ」等から得たイメージを下に、生命の輪廻・再生をモチーフとして<未来への讃歌> を描きました。
その舞台で、滝を造ったことを思い出しました。
その千住作品に直にふれることができました。
これらの案内の方に、島の歴史など、様々なお話しを聞くことができました。
直島城の城主であった水軍の将 高原次利が秀吉の九州出征の際、海上輸送で功績が認められ、徳川の時代も海運業で栄えたこと、
近代になって三菱金属鉱業を受け入れたことなど・・・。
訪れる街の歴史や背景を知ることで、旅の深みが増します。
直島での「家プロジェクト」の最後。
◆はいしゃ◆ 建築/空間デザイン : 大竹伸朗 修復監修 : 秋元雄史、本多忠勝
作品/大竹伸朗「舌上夢/ボッコン覗」 2006年
傘をたたみながら 「これはよほどの、雨男、雨女がいるに違いない」 と呟いたら、案内の女の子たちが顔を見合わせ「私たちです・・・」と。(笑) ・・・そうだったのか?!


さて、家プロを一周りしましたら、いよいよ、安藤忠雄氏の手がけた美術館巡りでございます。・・・続く
早速、草間さんのカボチャにご挨拶。
前日とうって変って、天気が思わしくありません。今日がメインイベントなのに。

つつじ荘の朝食(要予約) スタンダードな和定食♪
前日、私たちが泊まりそこねたパオには、海外からの団体さんが泊まっていました。
彼らは洋食メニューでしたね。

チェックアウトを済ませ、ベネッセハウスへ向かう。友人夫妻と合流。この日はここに泊まるのです。
直島では、ベネッセの宿泊者には、シャトルバスなど、なにかと特典があります。
直島を巡るこの日は、まずは、宿泊者申請(^0^)v
まずは、◆本村のラウンジ&アーカイブ◆へ。
早速、ベネッセハウスのバスを使って。定員オーバーでしたが、社用車で送ってくれました♪
雨がひどくなってきて、折り畳みの傘ではさすがに不安になりましたが、大丈夫♪
ベネッセ宿泊者には、傘の貸し出しをしてくれるのです。
「家プロジェクト」と予約してあった「きんざ」のチケットを購入。
まずは、◆南寺◆へ。 設計:安藤忠雄 作品:ジェームズ・タレル「Backside of the Moon」
真っ暗な闇の中で、次第に見えるもの・・・ この手法、前日に見た「ANDO MUSEUM」の地下にもあった。



南寺の隣の公園にある公衆トイレ。これも安藤作品。 円形の構造はこんな感じ。
うう、雨のしずくがカメラに・・・



豊島に不法投棄された産廃を直島で、新しいシステムによって処理するという、エコアイランドなおしまプラン。
下水道の完備も環境調和型まちづくりの一環でしょうか。
◆碁会所◆ 建築/空間デザイン:須田悦弘、秋元雄史 修復監修:本多忠勝
作品/須田悦弘 「碁会所」

碁会所の中の須田さんの作品は「椿」でした。
後に、ベネッセハウスのレストランに行く途中の回廊の中に須田さんの「バラ」がありました。

◆きんざ◆ 建築/構想・基本設計:内藤礼 実施設計:木村優、永田直(アートステーション)
作品/内藤礼 「このことを」 2001年
事前予約。 ひとりにつき、15分。雨の中では待ち時間が長く感じます。近くを散策しながら時間をつぶす。
静かな土間の空間。作品と向き合う15分。 その時間をどう過ごしたか、それぞれ違って面白かった。


お昼は、きんざのお向かいにある茶寮「おおみやけ」
築400年以上の建物。登録有形文化財です。長屋門がカフェ&レストランになっています。
ハンバーグ、美味しかった♪



次第に雨が激しくなる中 (なので、写真を撮れる状況でなく)
◆角屋◆ 建築/修復監修:山本忠司 作品/宮島達男 を訪ね。

ベネッセハウスミュージアム (旧 直島コンテンポラリーアートミュージアム) (トリップアドバイザー提供)
◆石橋◆ 建築/空間デザイン:千住博、秋元雄史 修復監修:福武總一郎、本多忠勝 作品/千住博

そういえば。
本年、舞踊生活65周年を迎えられた佐藤典子先生が、5年前の60周年の舞台で、千住 博 氏の作品「ウォーターフォール」「ライフ」等から得たイメージを下に、生命の輪廻・再生をモチーフとして<未来への讃歌> を描きました。
その舞台で、滝を造ったことを思い出しました。
その千住作品に直にふれることができました。
これらの案内の方に、島の歴史など、様々なお話しを聞くことができました。
直島城の城主であった水軍の将 高原次利が秀吉の九州出征の際、海上輸送で功績が認められ、徳川の時代も海運業で栄えたこと、
近代になって三菱金属鉱業を受け入れたことなど・・・。
訪れる街の歴史や背景を知ることで、旅の深みが増します。
直島での「家プロジェクト」の最後。
◆はいしゃ◆ 建築/空間デザイン : 大竹伸朗 修復監修 : 秋元雄史、本多忠勝
作品/大竹伸朗「舌上夢/ボッコン覗」 2006年
傘をたたみながら 「これはよほどの、雨男、雨女がいるに違いない」 と呟いたら、案内の女の子たちが顔を見合わせ「私たちです・・・」と。(笑) ・・・そうだったのか?!


さて、家プロを一周りしましたら、いよいよ、安藤忠雄氏の手がけた美術館巡りでございます。・・・続く