倉布人の「日常空間」を綴ります。 建築、生活アート、ものづくり、など・・・ 様々な分野のクリエイティブな活動を通して 「ひと」「もの」「こと」「くうかん」 をつなぎ 地域の力に
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2016年05月21日

世田谷美術館・・・竹中工務店 四百年の夢~夢をきざむ建築の文化史~

あまりに放置状態のBlogで。 SNSのように流れていく情報ではなく、やはり 書き残していくべきと感じ。
FBの記事も随時こちらに移していこうと思います。

先日。いろいろ見たいものがあって、割と久しぶりに東京に。
まずは世田谷美術館 「竹中工務店 四百年の夢」
副題の ~夢をきざむ建築の文化史~ とあるように、ひとつの会社の成長記録におさまらない内容。
四百年前のひとりの大工棟梁から繋げられた精神。
大手ゼネコンとひとくくりにされていますが、カタチづくられた建物が、いかに私たちの心の中に、思い出の中に刻まれているのか、改めて感じました。 日常の風景や思い出の場所に 必ずある建築。
次第に発展していく建築の技術がよくわかる展示。 でも、そこに人の温かさも感じる内容でした。
発展と回帰。社会の様々なことを映し出す建築だからこそ、今一度、あり方を考える。
年月を重ね、残された膨大な資料から感じる、施主や街の人々との関わり。
建築の資料だけではなく、竣工記念祝典のパンフや、デザイン性の高い季刊誌も楽しめました。

行くまで疑問だったのが、この世田谷美術館での開催。
世田谷美術館は竹中工務店が施工した建物ではありません。
しかしだからこそ、ここでの開催に意味があった様に思うのです。

個人的には、大学の恩師 内井乃生 先生のご主人 内井昭蔵氏の設計であり、乃生先生のタペストリー「彩布」の展示、友人たちがここのレストランで挙式し・・・想い出深い美術館です。
穏やかな内井先生の設計された美術館の雰囲気、空間、ボリューム…とてもマッチングした展覧会でした。

今回も毎度のこと、公園の中に入ると、方向がわからなくなってしまうというワタクシ。
ジョギング中のステキな女性に用賀駅の方向を教えていただいたのであります(^_^;)

平日でしたが、レストランではウエディングパーティーが。
ブランチはカフェテラスで。 そよ風がここち良い日でした。

展示最後の「これからのかたち」ブースは 撮影可でした♪ カタチのないものを五感によって見つめる空間?
オーガンジーの森を歩き、最後の映像コーナーで、一人で遊んでいたら(^_^;)、かわいい女子二人登場。建築科の大学生だそうです。
日本の建築文化は、次の世代へ・・・

 
世田谷美術館・・・竹中工務店  四百年の夢~夢をきざむ建築の文化史~


世田谷美術館・・・竹中工務店  四百年の夢~夢をきざむ建築の文化史~世田谷美術館・・・竹中工務店  四百年の夢~夢をきざむ建築の文化史~

世田谷美術館・・・竹中工務店  四百年の夢~夢をきざむ建築の文化史~


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