倉布人の「日常空間」を綴ります。 建築、生活アート、ものづくり、など・・・ 様々な分野のクリエイティブな活動を通して 「ひと」「もの」「こと」「くうかん」 をつなぎ 地域の力に
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2011年09月20日

◆山下洋輔×田中泯

◆山下洋輔×田中泯


2年前の樂土舎の感動的なLIVE。山下洋輔氏と地元袋井で再び出会えるとは!
学生時代にJAZZに夢中になって(一人で)通った新宿Pitinn。廃刊になってしまった「ぴあ」で山下洋輔の名を見つけては通ったLIVE。音楽の解らない私だったけれど、山下洋輔のピアノには魂を揺さぶられるような感覚を覚えた。
まあ、実は、その当時に好きだった先輩がJAZZのLIVEに連れていってくれて(それが山下洋輔だった)すごい感動しちゃって。
恋は実らなかったものの、Pitinn通いはそのまま継続した。わはは♪
2年前の樂土舎では、CDを購入して「学生時代からファンでした」くらいのことしか言えなかったんだな。

そして今日、その樂土舎のあの空間での 山下洋輔×田中泯 という感動的なコラボ。本当に素敵だった。
どちらがノセているのかノセられているのか・・・。
LIVEという空間の中で熟成された二人が、刺激しあいながら楽しんでいる様子を楽しませていただいた。
私は田中泯さんのLIVEは初めて。その無駄のない肉体は、男でもなく女でもなく。不思議だった。
田畑を耕し 自然と常に向き合っているからなのだろうか。何にも属さない命の力を感じた。

話しは長くなるけれど、ここからが本番(笑)
山下洋輔の祖父の山下啓次郎は日本の刑務所の近代化を開いた建築家なのです。
この説明はこの時の記事に。もっと詳しく知りたい方は 山下洋輔著「ドバラダ門」のご購読を。

そして、この山下啓次郎は、今年、建立100年となる可睡斎護国塔の設計者 伊東忠太の(現)東京大学の同級生でもあるのです。
そのことを 山下洋輔氏にいたしましたら、実に盛り上がって「忠太さんは爺さんと仲良しだった」というお話がいろいろと。
明治の偉大な建築家のお話をこんなところで、というか、山下洋輔氏から聞けるとは!
あの頃は建築ってものを目指していなかったし、ましてや袋井に帰ってくる気もなかったし。ww
でも、ここで、こんな目の前で、あの山下洋輔と話してる!!(本流のJAZZの話しじゃないところが、また)
もう、私は卒倒寸前!

先日、京都で忠太建築の見学旅行をしたと言ったら、洋輔さん 「忠太さんはみんなに見てもらえるからいいよねぇ」

・・・そうでした。刑務所は外から見ることしかできませんから・・・。^_^;

藤森さんの本の話とか、あ、結構長いこと話してた私。

ああ、今日は、もう眠れないかも。


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3月11日(2018-03-11 23:58)


この記事へのコメント
わぁぁぁ いいな いいな いいなぁ~

そんな至福の時間を、あの洋輔氏と。。。

なんて、私もジャズはそれほど知ってるわけじゃないけど、啓次郎おじいさまの “孫” と知った数年前から、なんだかゆかしくて。。。
日経新聞に、「私の履歴書」を1ヵ月間書かれたのを読んで、私も少し目を
見開いたわけでした~ すごい経歴をお持ちの方なんだ~って。

倉布人さんは、あの倉方先生とも京都でまた会われたし、そして、
山下御大と、そんなに建築のお話が弾んで、 す、すばらしぃ~

でも、倉布人さん自身の、地元での活躍と貢献を考えれば、もう当然の
ごほうび!かもね~~

伊東忠太とゆかりのあった山下啓次郎、そして子孫のジャズピアニストと
建築家・倉布人さん。
ふしぎなご縁でつながりがあったわけですよね~~~

眠れないほどコウフンしたのも無理からぬことです。。。


しばらくご無沙汰してたけど、ずっと見てましたよ~わたし。

今後も、疾風怒濤のごとき毎日を。。。
そして、順風満帆のような人生を。。。
Posted by 弘美 at 2011年09月22日 14:19
弘美さ~ん。すっかりご無沙汰してしまってスミマセン!!

いやはや、本当にこんなことが、って天にも昇る気分でした!
感動でした!素晴らしいご褒美です(笑)

BLOG更新がおろそかになっておりますが、倉方さんとご一緒した京都の「聴竹居」
若くしてこの世を去った藤井厚二の自邸。素晴らしかったです!
繊細で美しい日本の住まい。今の世にも十分通じるデザインと環境設計。これも感動でした。
近々、またご報告します!
Posted by clothcloth at 2011年09月27日 16:52
いい話や!
・・・いつかつながる縁ありき!!!
Posted by shige at 2011年09月30日 00:39
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