2009年09月02日
◆監獄建築家

なんとも美しいではありませんか。
明治期の近代化に伴い、刑務所も近代化が図られました。
藤森照信氏が 「監獄建築家」と名づけたという 明治・大正期の建築家 山下 啓次郎 の設計。
明治の五大監獄、千葉・奈良・金沢・鹿児島・長崎の刑務所を設計しています。
彼は、司法省で営繕を担当。 欧米に渡り、監獄を視察し、帰国後、これらの設計にあたっています。
名古屋市市政資料館(旧名古屋高等裁判所)等も設計。
この孫が、ジャズピアニスト 山下洋輔氏♪
9月20日の、袋井・樂土舎でのソロ・ピアノライヴを楽しみにしているわけですが(笑)
まあ、なんというか、さすが。 すごい血筋をもった方であります。
曽祖父は、薩摩藩士。維新後は日本の警察制度創設に関わったという人物。
その関係で、祖父も警視庁に入り、後に「監獄」の設計をすることになった、と。
このくだりは、藤森照信氏の「建築探偵 東奔西走」に書かれております。
Posted by kura-ft at 21:30│Comments(2)
│建築
この記事へのコメント
山下洋輔のピアノライブが開かれるのは、さぞかし楽しみでしょうね~
私の住む街のライブ館でも、8月に山下洋輔デュオライブがあったのに、
もう過ぎてからそれを知って、あー残念!と思ったんですよ~~
歩いていけたのに~~
山下啓次郎ーーーほんとにすばらしいセンスの建築家でしたね。かの伊東忠太と同じころの人ですよね。
藤森先生が冗談のように、洋輔が「関蓮あったりして。。。」と言ってたのが、
現実になったんですから、びっくりだったでしょうね~
去年でしたか、祖父・啓次郎の設計した奈良刑務所で、洋輔がピアノを弾いたという記事が記憶に残ってますが。。。
数年前、明治村を訪ねて、金沢監獄正門もしっかり見たし、看守所も入って見て来ました。。。
囚人として入るには、その美しさはわからないでしょうがね~(^_-)-☆
私の住む街のライブ館でも、8月に山下洋輔デュオライブがあったのに、
もう過ぎてからそれを知って、あー残念!と思ったんですよ~~
歩いていけたのに~~
山下啓次郎ーーーほんとにすばらしいセンスの建築家でしたね。かの伊東忠太と同じころの人ですよね。
藤森先生が冗談のように、洋輔が「関蓮あったりして。。。」と言ってたのが、
現実になったんですから、びっくりだったでしょうね~
去年でしたか、祖父・啓次郎の設計した奈良刑務所で、洋輔がピアノを弾いたという記事が記憶に残ってますが。。。
数年前、明治村を訪ねて、金沢監獄正門もしっかり見たし、看守所も入って見て来ました。。。
囚人として入るには、その美しさはわからないでしょうがね~(^_-)-☆
Posted by 弘美 at 2009年09月07日 12:01
弘美さん
山下洋輔の「ドバラダ門」に、詳しいことが書いてありますね。
(図書館で借りたので、全部読んでいませんが・・・^_^;)
鹿児島の監獄が解体されるっていうんで、その保存活動の為にライヴをしたのが始まりらしいですけど。
監獄の近代化というのは、刑務所で精神的なものから変えていくというような、そういう建物にしようというものだったらしいです。
それで、欧米の視察に出かけたんですね。
それまで、受刑者は牛舎の様なところに入れられていた、と。
これでは、再び、世の中を恨むようになってしまう、と。
東京にいた頃、山下洋輔は、よく聴きに行っていて・・・
袋井に来るなんて、嬉しいです♪
山下洋輔の「ドバラダ門」に、詳しいことが書いてありますね。
(図書館で借りたので、全部読んでいませんが・・・^_^;)
鹿児島の監獄が解体されるっていうんで、その保存活動の為にライヴをしたのが始まりらしいですけど。
監獄の近代化というのは、刑務所で精神的なものから変えていくというような、そういう建物にしようというものだったらしいです。
それで、欧米の視察に出かけたんですね。
それまで、受刑者は牛舎の様なところに入れられていた、と。
これでは、再び、世の中を恨むようになってしまう、と。
東京にいた頃、山下洋輔は、よく聴きに行っていて・・・
袋井に来るなんて、嬉しいです♪
Posted by cloth at 2009年09月07日 21:07