2011年02月08日
◆旧岩崎邸
学生時代から10年ほど東京に住んでいながら、何をいまさら、の東京建築巡り(笑)
旧岩崎邸にも寄ってみました。
設計は ジョサイア・コンドル
内部の撮影は禁止されていて外観のみ。
展示されていた「金唐革紙」(きんからかわし)が窓越しに写っていました。
これは凹凸のある壁紙で、西洋のものを模倣し日本の和紙を使って作られたもの。
製作技術は昭和初期に途絶えてしまったが、重要文化財の改修にあたり、その技術を復元。
木製のローラーに型を彫り、押し出して彩色。これをすべて人の手によって行う。
実に精密で手間のかかるもので、現在、現役で制作できるのは たった2名の技術者であるとのこと。
◆和館。日本の美は、極めるほど華美を捨て、シンプルになっていく。
究められた技術や感性が静かに佇んでいる。そんな空間でした。
岩崎久彌が日常生活を送っていた住まい。名棟梁 大河喜十郎の手によるものと伝えられている。
館内の説明をボランティアの方がされているのですが、その人によって、説明の仕方も随分違うんだな、と。
私のグループで説明してくださった方は温厚な話し方でとても解りやすく、岩崎久彌という人物を大変尊敬しているということが 心地よく伝わってきました。
◆撞球室(ビリヤード室)木造のゴシック様式
山小屋風に丸太が組まれ、妻部には、うろこ状の外壁が。
ここも コンドルの設計によるものです。
旧岩崎邸にも寄ってみました。
設計は ジョサイア・コンドル
内部の撮影は禁止されていて外観のみ。
展示されていた「金唐革紙」(きんからかわし)が窓越しに写っていました。
これは凹凸のある壁紙で、西洋のものを模倣し日本の和紙を使って作られたもの。
製作技術は昭和初期に途絶えてしまったが、重要文化財の改修にあたり、その技術を復元。
木製のローラーに型を彫り、押し出して彩色。これをすべて人の手によって行う。
実に精密で手間のかかるもので、現在、現役で制作できるのは たった2名の技術者であるとのこと。
◆和館。日本の美は、極めるほど華美を捨て、シンプルになっていく。
究められた技術や感性が静かに佇んでいる。そんな空間でした。
岩崎久彌が日常生活を送っていた住まい。名棟梁 大河喜十郎の手によるものと伝えられている。
館内の説明をボランティアの方がされているのですが、その人によって、説明の仕方も随分違うんだな、と。
私のグループで説明してくださった方は温厚な話し方でとても解りやすく、岩崎久彌という人物を大変尊敬しているということが 心地よく伝わってきました。
◆撞球室(ビリヤード室)木造のゴシック様式
山小屋風に丸太が組まれ、妻部には、うろこ状の外壁が。
ここも コンドルの設計によるものです。
Posted by kura-ft at 12:35│Comments(0)
│建築