2008年12月08日
◆舞台をつくる
昨日、月見の里で行われた「五反田団」の 「すてるたび」
主宰の前田司郎氏は、2008年岸田國士戯曲賞受賞。
また、これまで、野間文芸新人賞候補、三島由紀夫賞候補、そして、2007年には「グレート生活アドベンチャー」で芥川賞候補にあがった。
「昼寝して変な夢を見ちゃったみたいな感じで御鑑賞ください」
というコメント通り、ごく日常的な会話の中に、夢の中でみたような世界があって、面白かった。 なんか、「ありそ~、こんな夢」みたいな感じ。 で、そこに真実が隠されていたり。
そして、今回、ホールの舞台ではなく、普通の「集会室」を小劇場に変えたこと・・・
前田司郎氏のアフタートークがまたよかった。
「観客」との間の微妙な空気の流れ、緊張感の間合い・・・
これらを直に感じ取るためには、この「互いにごく近い距離感」が必要なのだ、と。
「今日は失敗しちゃった」と言うあたり・・・(笑)
これから観る側も学習というか、こういう舞台を観ることに慣れなくてはいけない、という気がしました。 この小劇場の空気感を、観客も咄嗟に感じ取れる感性が必要なんだな、と。
まあつまり、演技側からの一方通行でなく、こういう舞台は観客も共につくる、ってことかな。
それが小劇場を楽しむことであり、クオリティの高い舞台をつくるため観るための心得なのだな、と。
地方には、数少ない小劇場も、「公民館の集会室」で、十分成し得るのだという結果を見せてくれました。
舞台の道具は、椅子4脚のみ。
演出の力というか、やっぱりすごい人なんだ、と思いました。
主宰の前田司郎氏は、2008年岸田國士戯曲賞受賞。
また、これまで、野間文芸新人賞候補、三島由紀夫賞候補、そして、2007年には「グレート生活アドベンチャー」で芥川賞候補にあがった。
「昼寝して変な夢を見ちゃったみたいな感じで御鑑賞ください」
というコメント通り、ごく日常的な会話の中に、夢の中でみたような世界があって、面白かった。 なんか、「ありそ~、こんな夢」みたいな感じ。 で、そこに真実が隠されていたり。
そして、今回、ホールの舞台ではなく、普通の「集会室」を小劇場に変えたこと・・・
前田司郎氏のアフタートークがまたよかった。
「観客」との間の微妙な空気の流れ、緊張感の間合い・・・
これらを直に感じ取るためには、この「互いにごく近い距離感」が必要なのだ、と。
「今日は失敗しちゃった」と言うあたり・・・(笑)
これから観る側も学習というか、こういう舞台を観ることに慣れなくてはいけない、という気がしました。 この小劇場の空気感を、観客も咄嗟に感じ取れる感性が必要なんだな、と。
まあつまり、演技側からの一方通行でなく、こういう舞台は観客も共につくる、ってことかな。
それが小劇場を楽しむことであり、クオリティの高い舞台をつくるため観るための心得なのだな、と。
地方には、数少ない小劇場も、「公民館の集会室」で、十分成し得るのだという結果を見せてくれました。
舞台の道具は、椅子4脚のみ。
演出の力というか、やっぱりすごい人なんだ、と思いました。
Posted by kura-ft at 12:00│Comments(0)
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