倉布人の「日常空間」を綴ります。 建築、生活アート、ものづくり、など・・・ 様々な分野のクリエイティブな活動を通して 「ひと」「もの」「こと」「くうかん」 をつなぎ 地域の力に
 ★Instagram @kuraft                             

2009年08月24日

◆長谷川逸子 建築ワークショップ

月見の里学遊館の設計者であり、世界の一線で活躍されている 建築家 長谷川逸子 氏による こども建築ワークショップ。 8月21日、22日 に開催されました。

◆長谷川逸子 建築ワークショップ1日目。
レクシャーの後、思い思いの建物を、まず、描いてみる。 
私たちの仕事の中では「エスキース」にあたる部分。

子供たち、頭を抱えながら、紙に向かう。
外観だけのイメージを描く子、建物の間取りまで描く子・・・その表現方法も様々。

◆長谷川逸子 建築ワークショップ
しかしきっと、立体を作り始めれば、平面に描いたものとは違うものに変わっていくんじゃないか、と我々スタッフは思っていました。
作る過程で、誰かのカタチや素材が伝染して、同じような作品のグループができる事が多いのです。

ところが、今回は、自分が描いた設計図に より近いものを造ろうと、子供たちは一生懸命でした。
結果、大変個性豊かな作品が並んだのであります。

平面から立体に・・・ こういう経験を繰り返すことによって、モノを見るとき、考えるときに多方面から見る目が養われていくのではないでしょうか。
◆長谷川逸子 建築ワークショップ




作品の講評を行う 長谷川先生。







◆長谷川逸子 建築ワークショップ2日目。
自分の作品が完成した子供たちは、今度はグループでの作業に移ります。
アシスタントの所員と学生が造るタワーの周りを囲むオブジェの制作。

協力し合って ひとつのものを造る・・・
まさに建築の現場です。

私個人としては、LNでの建築ワークショプの経験を活かすことが出来、大変嬉しく思いました。

◆長谷川逸子 建築ワークショップ芝生広場に設営。

子供たちも のびのびと、自分たちの作品に入ってみたり、走りまわったり。^0^/

みんな一生懸命集中して制作していたので、完成の喜びと共に、気持ちも開放されたようでした。




長谷川先生は、子供たちに対しても 「ものをつくる」 ことに関して妥協しませんでした。 子供だからこの程度でいい、というようなことはなく、「つくるなら、キレイに見えるようにつくりなさい」 と指導されていました。 
学生や大人に接するのと同じスタンスで、子どもたちと向き合い、それを子どもたちも受けとめて、真剣に制作に取り組んでいました。

私たちスタッフにとって、貴重な体験のできた2日間でした。


同じカテゴリー(建築)の記事
Happy Days Japan!
Happy Days Japan!(2015-02-18 19:01)

浜松の現場
浜松の現場(2015-02-02 14:00)

住宅完成内覧会
住宅完成内覧会(2014-07-30 03:42)

今日は何の日?
今日は何の日?(2014-03-19 22:00)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
◆長谷川逸子 建築ワークショップ
    コメント(0)