2010年01月26日
◆若人の広場-1・・・丹下健三
昨年。淡路島で最後に見た建築。
衝撃的でした。
鳴門海峡が眼下に拡がる、淡路島の最南端の山頂にその塔がありました。
丹下健三の設計でありながら、当初、丹下氏の作品として公にされなかった 戦没学徒記念「若人の広場」。
(帰ってきてから知ったのですが、「住宅建築」 昨年の12月号に、その経緯が特集記事となっていました。)
丹下氏設計の慰霊塔ということだけで訪れたその場所は、なんともいえない重苦しい空気が流れていました。
そこは 廃墟と化していました。
入口に「自己の責任において見学を」との注意書きが。
ところどころ、崩れ落ちている石垣。
コンクリートからむき出しになった
鉄筋・・・
築40数年にしては、その劣化は激しい。
「住宅建築」の冒頭の書き出しにあるように、その痛々しさが かえって建物の存在感をあらわにしているようでした。
衝撃的でした。
鳴門海峡が眼下に拡がる、淡路島の最南端の山頂にその塔がありました。
丹下健三の設計でありながら、当初、丹下氏の作品として公にされなかった 戦没学徒記念「若人の広場」。
(帰ってきてから知ったのですが、「住宅建築」 昨年の12月号に、その経緯が特集記事となっていました。)
丹下氏設計の慰霊塔ということだけで訪れたその場所は、なんともいえない重苦しい空気が流れていました。
そこは 廃墟と化していました。
入口に「自己の責任において見学を」との注意書きが。
ところどころ、崩れ落ちている石垣。
コンクリートからむき出しになった
鉄筋・・・
築40数年にしては、その劣化は激しい。
「住宅建築」の冒頭の書き出しにあるように、その痛々しさが かえって建物の存在感をあらわにしているようでした。