2009年02月20日
◆磚(たん)茶法の再現
都の公家中原家の日記 「師守記」(もろもりき)に、1362年 藤原氏に袋井のお茶と鰹(節)が献上されたことが記されています。
この頃のお茶は、煉瓦状に圧縮し固めた茶葉を削って火にあぶり、粉にしたものに湯を注ぐ 団(磚)茶法というものだそうです。
おそらく、長い道程を運ぶためにも、このような形状になったのではないかと思います。
再現されたお茶は、竹の輪に入っていました。
そして、お湯には塩を入れるのだそうで、少し塩味が。
「塩に和し、味更に美なり」と日本最初の漢和辞書にあり、「茶経」の飲み方によると思われる、ということです。
今日は、10:00~15:00 まで、市役所のロビーで、この再現されたお茶と、手火山式製法の鰹節のだし汁を使った「たまごふわふわ」をいただくことができます。
「茶」があり、新鮮な「農産物」があり・・・私たちは幸せな地域に住んでいるのですねぇ。
あ、ロビーに行かれたら「FEC」のエコバック展示も、ごらんくださいね♪
Posted by kura-ft at 13:32│Comments(0)
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