倉布人の「日常空間」を綴ります。 建築、生活アート、ものづくり、など・・・ 様々な分野のクリエイティブな活動を通して 「ひと」「もの」「こと」「くうかん」 をつなぎ 地域の力に
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2018年03月11日

3月11日

 本日、午後は遠州横須賀で「三熊神社大祭」についての文化講演会。東大教授・県立美術館館長の木下直之先生。
 7年前の今日、可睡斎で「伊東忠太設計 護国塔建立100年展」の準備をしていて、揺れを感じたのです。

 災害のあまりの大きさに、折れそうな想いの中で開催した記念展でしたが、これをきっかけに、いろいろな繋がりが拡がっていきました。
 木下先生は、東京での「伊東忠太建築ツアー」で解説をしてくださいました。

 講演では、冒頭に「復興と祭礼」について。
 防波堤や道路の整備など進められているけれど、真の復興は、カタチの無いもの、受け継がれていく文化や祭礼の中に宿る…そこに大きな力が秘められている…というお話しに、心打たれました。

 今日は静岡でパフォーミング・アーツフェスティバル 七間町ハプニング② また、浜松では、レッツが「観光サミット」を開催など。同じ日に、様々な場所でパフォーマンスが繰り広げられています。

 アートや自己表現を通して、私たちの心を支えていくものは何であるか、皆が気づき始めているのではないでしょうか。

 保身に走る政治家たちを画面で見ながら、日本の心が失われてなるものか、と思った 3月11日。

3月11日
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