倉布人の「日常空間」を綴ります。 建築、生活アート、ものづくり、など・・・ 様々な分野のクリエイティブな活動を通して 「ひと」「もの」「こと」「くうかん」 をつなぎ 地域の力に
 ★Instagram @kuraft                             

2016年05月21日

国立新美術館  MIYAKE ISSEY展

世田谷美術館から、国立新美術館へ。
これは絶対に見たかった! MIYAKE ISSEY展

何年前だろう。ネットで調べ物をしていて見つけた。 「132 5.」
多くの日本人デザイナーの中で、私は三宅一生 が一番好きなのです。
いえ、服を着ることはないのですが(^_^;)、たゆまない創造力、そして何よりも日本人の品格とかアイデンティテイみたいなものを しっかりと持っている感じがするのです。
それが顕著にあらわれていると感じたのが 「132 5.」
元々、着物の要素を取り入れているデザインがとても好きだったのですが、これは折り紙!
平面から立体へと変わるさま、そして1枚の布から作る無駄のなさ。素晴らしい!

ちょうど「国際博物館の日」で、入場無料、しかも会場内の撮影可、という日でした。なんというラッキー!
どれもこれも、ワクワクするデザイン! マテリアル!  ステキすぎる!
最初のコーナーのボディがダンボール♪次のコーナーはアクリル。

メインの会場には、プリーツを生み出す機械が実演されていた。
様々な素材を使った衣たち。 マテリアルへの挑戦!
元の1枚を想像したり、どこを留めたらこうなるのか、なーんて考えながら、もうワクワク♪

そして「132 5.」 実物と、なんとミニチュアが。 
ミニチュアは実際に手に取ってボディに着せることができるのです。

メインを出ると、壁一面の映像インスタレーションが。カッコイイ!!
めちゃくちゃカッコ良かったです!

最後に映像を見た。 「紙衣」の素材をつくる老人たち。冷たい東北の冬。丁寧に時間をかけて。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本のものづくりは自然と共にあります。
今、その技術と歴史を伝えていくことが必要です。
昔があるから 新しいことにつながっていくのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

三宅一生のことば。 心に響きます。

国立新美術館  MIYAKE  ISSEY展


国立新美術館  MIYAKE  ISSEY展


国立新美術館  MIYAKE  ISSEY展国立新美術館  MIYAKE  ISSEY展

国立新美術館  MIYAKE  ISSEY展


国立新美術館  MIYAKE  ISSEY展国立新美術館  MIYAKE  ISSEY展






同じカテゴリー(観る・聴く)の記事
ふじのくに 歴史演談
ふじのくに 歴史演談(2015-01-18 22:00)

IZU PHOTO MUSEUM
IZU PHOTO MUSEUM(2014-02-23 22:00)

◆坂口恭平 新政府展
◆坂口恭平 新政府展(2013-02-03 16:33)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
国立新美術館  MIYAKE ISSEY展
    コメント(0)