世田谷美術館から、
国立新美術館へ。
これは絶対に見たかった!
MIYAKE ISSEY展
何年前だろう。ネットで調べ物をしていて見つけた。 「132 5.」
多くの日本人デザイナーの中で、私は三宅一生 が一番好きなのです。
いえ、服を着ることはないのですが(^_^;)、たゆまない創造力、そして何よりも日本人の品格とかアイデンティテイみたいなものを しっかりと持っている感じがするのです。
それが顕著にあらわれていると感じたのが 「132 5.」
元々、着物の要素を取り入れているデザインがとても好きだったのですが、これは折り紙!
平面から立体へと変わるさま、そして1枚の布から作る無駄のなさ。素晴らしい!
ちょうど「国際博物館の日」で、入場無料、しかも会場内の撮影可、という日でした。なんというラッキー!
どれもこれも、ワクワクするデザイン! マテリアル! ステキすぎる!
最初のコーナーのボディがダンボール♪次のコーナーはアクリル。
メインの会場には、プリーツを生み出す機械が実演されていた。
様々な素材を使った衣たち。 マテリアルへの挑戦!
元の1枚を想像したり、どこを留めたらこうなるのか、なーんて考えながら、もうワクワク♪
そして「132 5.」 実物と、なんとミニチュアが。
ミニチュアは実際に手に取ってボディに着せることができるのです。
メインを出ると、壁一面の映像インスタレーションが。カッコイイ!!
めちゃくちゃカッコ良かったです!
最後に映像を見た。 「紙衣」の素材をつくる老人たち。冷たい東北の冬。丁寧に時間をかけて。
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日本のものづくりは自然と共にあります。
今、その技術と歴史を伝えていくことが必要です。
昔があるから 新しいことにつながっていくのです。
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三宅一生のことば。 心に響きます。