◆塗り壁
自然素材の塗り壁材として
「珪藻土」がよく使われるようになりました。
自ら塗ってみたい、という方も多く、そのお手伝いもさせていただいています。
珪藻土(けいそうど)とは、はるかかなた昔(太古)の植物性プランクトン(珪藻)が、長い年月をかけ海底や湖底に堆積して化石化した天然の鉱物です。
壁や天井に塗ることによって
「調湿」や
「脱臭」の効果があります。
また、
「火に強い」土ですので、七輪などの原料に使用されています。
この「珪藻土」はメーカーによって、その成分は様々です。
珪藻土を壁材として使用するには
硬化させる材料を入れる必要があります。
合成樹脂が多く入ると、施工性はよいのですが、珪藻土の特徴である超微細の無数の孔が壊れてしまい、本来の性質を活かすことはできません。
珪藻土の機能を活かすならば、石灰・セメント・石膏等々の
「自然素材系」 の硬化材料との組み合わせが望ましいでしょう。
せっかく「珪藻土」を塗るのなら、見た目だけでなく、機能も活かしたいですね。
着色材によって様々な色を出したり、塗り方によって表情もまったく変わります。
部分的に珪藻土を塗ってアクセントにしても良いですね。
下地材によっては下処理が必要になりますので、ご注意を。
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