2年前の樂土舎の感動的なLIVE。山下洋輔氏と地元袋井で再び出会えるとは!
学生時代にJAZZに夢中になって(一人で)通った新宿Pitinn。廃刊になってしまった「ぴあ」で山下洋輔の名を見つけては通ったLIVE。音楽の解らない私だったけれど、山下洋輔のピアノには魂を揺さぶられるような感覚を覚えた。
まあ、実は、その当時に好きだった先輩がJAZZのLIVEに連れていってくれて(それが山下洋輔だった)すごい感動しちゃって。
恋は実らなかったものの、Pitinn通いはそのまま継続した。わはは♪
2年前の樂土舎では、CDを購入して「学生時代からファンでした」くらいのことしか言えなかったんだな。
そして今日、その樂土舎のあの空間での 山下洋輔×田中泯 という感動的なコラボ。本当に素敵だった。
どちらがノセているのかノセられているのか・・・。
LIVEという空間の中で熟成された二人が、刺激しあいながら楽しんでいる様子を楽しませていただいた。
私は田中泯さんのLIVEは初めて。その無駄のない肉体は、男でもなく女でもなく。不思議だった。
田畑を耕し 自然と常に向き合っているからなのだろうか。何にも属さない命の力を感じた。
話しは長くなるけれど、ここからが本番(笑)
山下洋輔の祖父の山下啓次郎は日本の刑務所の近代化を開いた建築家なのです。
この説明は
この時の記事に。もっと詳しく知りたい方は
山下洋輔著「ドバラダ門」のご購読を。
そして、この山下啓次郎は、今年、建立100年となる可睡斎護国塔の設計者 伊東忠太の(現)東京大学の同級生でもあるのです。
そのことを 山下洋輔氏にいたしましたら、実に盛り上がって「忠太さんは爺さんと仲良しだった」というお話がいろいろと。
明治の偉大な建築家のお話をこんなところで、というか、山下洋輔氏から聞けるとは!
あの頃は建築ってものを目指していなかったし、ましてや袋井に帰ってくる気もなかったし。ww
でも、ここで、こんな目の前で、あの山下洋輔と話してる!!(本流のJAZZの話しじゃないところが、また)
もう、私は卒倒寸前!
先日、京都で忠太建築の見学旅行をしたと言ったら、洋輔さん 「忠太さんはみんなに見てもらえるからいいよねぇ」
・・・そうでした。刑務所は外から見ることしかできませんから・・・。^_^;
藤森さんの本の話とか、あ、結構長いこと話してた私。
ああ、今日は、もう眠れないかも。